ここ1年の間に、さくらのVPSで構築しているDebianのサーバが時々つながらなくなる不具合が起きる。
コンソールでログを見ると、下記のようなエラーが出ている

journald.service周りを修正してみる
現在のjournalファイル容量確認
> sudo journalctl --disk-usage
Archived and active journals take up 3.9G in the file system.
SystemMaxFileSize はジャーナルがディスク上で使う “1ファイルあたり” の最大サイズを決める項目で、デフォルト(未設定)は実質無制限です。
要は目的に合わせてチューニングすべき:
• ディスク容量が限られててログで埋めたくない→減らす(例:100M)
• 長期間の大量ログを保持したい→増やす(例:1G〜5G)
journald.conf修正
最大容量を100M, 3日より以前のログを削除する設定
SystemMaxFileSize=100M
MaxRetentionSec=3day
/etc/systemd/journald.conf
変更反映
$ sudo systemctl restart systemd-journald
$ sudo journalctl --disk-usage
Archived and active journals take up 64.0M in the file system.
もし、容量が減っていなければ手動で削除
$ sudo journalctl --vacuum-size=100M
$ sudo journalctl --vacuum-time=3d
エラーのログでは、journaldのCPU負荷がかかっているようなので、根本的な解決にはなっていないかもしれないが、再発したら再修正しようと思う。
さくらのVPSでは、もう10年以上も利用継続しているので、そろそろファイルシステムを確認したほうが良さそうかな?