1年前のバッテリ完全放電体験談
1年前の冬、私はエスティマハイブリッドでバッテリー上がり(完全放電)を経験しました。
ドアすら開かず、イルミネーションやルームランプにも全く電気が来ていない状態でした。
完全にバッテリーが放電してしまったのです。
この時、ドアを開けるためにリモコンキーから鍵部分を取り出し、鍵穴に差し込んで開けました。
すぐにディーラーに連絡し、午前中に電話をかけて18時半に現地に来てもらうことになりました。
エスティマハイブリッドの補機バッテリーは後部トランク内に収納されていますが、バッテリーが上がっているためトランクも開かず、フロントエンジンルームでの作業となりました。

作業手順は以下の通りでした。
- 銀色のエンジンカバーを上部に引っ張って外す(マジックテープで固定されています)。
- 黒いヒューズボックスを爪で外す。
- バッテリーの赤いプラス端子カバーを外す(金属端子には触らないよう注意)。
- ジャンプスターターのプラスケーブルを取り付ける。
- ジャンプスターターのマイナスケーブルを金属のシャーシ部分(アース)に取り付ける。
業者が用意したブースター(ジャンプスターター)を接続すると、すぐにエンジンが始動しました。
そのままディーラーに移動し、バッテリーの在庫があったため交換作業を行いました。
交換費用は約3万6千円でした。
ネットでは2万円程度で購入できるバッテリーでしたが、ディーラーでの交換費用としては妥当な金額かもしれません。
ジャンプスターター「Autowit Super Cap2」の購入
この経験をきっかけに、Amazonで「Autowit Super Cap2」というジャンプスターターを購入しました。
この製品の特徴は、事前充電が不要なコンデンサ型であることです。
車両の残存電力を使って短時間で充電が可能で、低温環境でも使用できる点が魅力でした。
また、安全性の高い設計が施されており、接続ミスやショートを防ぐ機能も備わっています。
購入したものの、しばらく使う機会はありませんでした。
しかし、バッテリー交換から1年半近く経ったある日、1週間車を動かしていなかったところ、再びバッテリーが上がってエンジンがかからなくなりました。
今回は完全放電ではなく、ドアやランプは点く状態でした。
再度バッテリ上がったので、初めてのジャンプスターター使用体験
ここで、購入しておいた「Autowit Super Cap2」を初めて使ってみることにしました。
後部のドアが開いたので、後部の補機バッテリーにジャンプスターターのケーブルを接続し、充電を開始しました。
ジャンプスターター自体が空の状態だったため、満充電になるまで約30分かかりました。
初めての使用で本当にエンジンがかかるのかドキドキしましたが、接続後、無事にエンジンが始動しました。
その瞬間、ちょっとした感動を覚えました。
この後、少し車を走らせ、近くのディーラーに連絡してバッテリー交換を行いました。
前回よりバッテリー料金が上がっていたようで、今回は約4万4千円かかりました。
バッテリー上がりの教訓と対策
最近は遠出もせず、自転車通勤が増えているため、車に乗る頻度が減っています。
乗らなくても車にはお金がかかるものだと実感しました。
バッテリー上がりを防ぐためには、定期的に車を動かすことが重要です。
また、ライトや室内灯の消し忘れにも注意が必要です。
我が家はマンション内駐車場のため、他車からの救援は出来ないので、ジャンプスターターを持っていると、緊急時に非常に役立ちます。
特に「Autowit Super Cap2」のような事前充電が不要なタイプは、急なバッテリー上がりにも対応できるのでおすすめです。
今回、空の充電から満充電になるまで約30分かかりましたが、急ぐ場合は、他の方の車のシガーライターから充電してもらうとか自宅やモバイルバッテリーからUSB充電した方が早いのかもしれません。
いざ、車で出かけようとしてエンジンがかからないと冷や汗かきますね。😅